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2010年2月11日 (木)

レストア日記2009 電源制御回路

この回路は地味ですがB-Iにとっては大変重要な回路です。

Photo

基板だけであれば、ほとんど故障することはありませんが、下の写真の放熱器付きのトランジスタも含めると一気に故障率が上がります。

Photo_2 ピカピカshineな新品トランジスタ

この回路は、B電圧の低下、過電流、+12V制御用電源の状態を検出して終段FETへの電源を制御しています。

基板上のトランジスタと、酸金抵抗は全数交換しました。

大きなマイラコンは容量の大きな変化はありませんでした。若干の変化であれば非安定マルチバイブレータの時定数が少し変わる程度ですので動作に大きな影響はありませんが、念のため交換しておきます。

問題は、2枚目の写真のトランジスタです。コレが昇天して終段FETも道連れに昇天しているケースが多いです。

整備していないB-Iは、このトランジスタのシリコングリスが乾燥してポロポロ落ちてしまいます。これでは、放熱が十分できずに焼損しても仕方ないでしょう。 

このトランジスタを経由して常時終段に電源供給されていますので、確実な動作が必要です。例のアレニウスの法則を考慮すれば、経年による劣化も十分考えられますので、-200V電源用のトランジスタと一緒に交換しておきます。使用したトランジスタは、サンケン製のオリジナルと同じもので、もちろん新品です。

写真のとおり、ピカピカshineですね。このトランジスタは以前はどこのパーツ屋にも売っていたんですが、今は入手は難しいです。

ちなみに、この回路は定電圧電源回路ではありません。終段への電源供給をON/OFF制御する回路です。

最後に電源制御回路の基板裏面の写真を載せておきます。汚いフラックスの洗浄後は新品のようになりました。

Photo_3

この回路で交換した部品は以下2枚の写真の通りです。白いチューブとジャンパを除き合計74個です。全て新品に交換しています。

Photo_4

Photo_3

では、次回はドライバ回路を紹介します。お楽しみに。

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