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2009年9月 2日 (水)

B-I お預かり日記9 またまた問題発覚!!

測定しながら、いろいろといじってましたが、その際に思いもかけぬ新たな問題が発覚してしまいました。

その正体は、 sign03クロストークsign03

ありそうで今までになかった問題です。大きな入力を入れるともう片チャンネルからも出力があるのです。左右の電力レベルの差は30dB程度です。ということは、100Wの出力の場合はもう片チャンネルから0.1W程度が出力されるということになります。

ん~、なんでだろうと思いつつ、フィルムコンのあたりを何気なく見てたところ、

ははぁ~ん。なるほど。

再度フィルムコン付近の写真を掲載します。

          Dsc07423

フィルムコンの外皮は特にシールドなどはされていません。ということは、左右チャンネルのフィルムコンがこれだけ近接しているということは、かなりの容量で左右チャンネルが結合されていると考えてよさそうです。

更には、フィルムコンの本体だけでなく、フィルムコンまでの左右チャンネルの配線も10~15cmほど近接した状態です。

ということは、コレがクロストークの原因のようです。

もうこうなったら大きいフィルムコンは諦めた方が良さそうです。

止むを得ないので、ご本人に確認して代替えのフィルムコンデンサを入力基板上に取り付けることとしました。

ついでに、パターンがあちこち切れていたりしましたので、ついでに補強もしておきました。(下の写真)

          Dsc07492

それにしても弱い基板です。これまでも幾度と無く補修をしてきました。B-Iの弱点の一つですね。

では、次回をお楽しみに~。

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コメント

ご無沙汰です。
いつも非常に良い勉強をさせていただいています。

今回の入力基板ですが、ノーマル、ダイレクトの切り替えSWのRch、outの端子がハンダ付けされてませんが、補修途中の写真ですか?

しかし、本当に弱い基板ですね。
当方の見て来たものの中にも、パターンが切れていたり、入手端子がぐらぐらだったり。
何よりひどかったのは、裏蓋を開けたら基板が割れていたことでした。
音が出ないとのことでジャンク品でしたが、基板が割れてちゃあ音が出る訳ありません屋根。

基板が割れる原因は、基板の取り付けが、もともと悪く、出力側は宙ぶらりん、オマケにドライブ基板へのシールド線が短いときています。
ここら辺もう少し余裕を持ってくれていれば、基板の取り外しが線を外さなくてもできるのですけど。

T.Oさん 
ご無沙汰です。コメントありがとうございます。

実はこの写真、補修の途中のものです。ご指摘の部分は、パターンがなくなっていましたので、銅単線を曲げてパターンの変わりにしている様子です。

弱い基板なんですが、このパターンは、インピーダンスが高い入力部分でノイズを拾わないように、かつ、クロストークが発生しないように設計されています。

よく見てみると、なるほどって、思いますよ。

欲を言えばガラスエポキシにして欲しかったのと、基板をスイッチとRCA端子のみで固定する設計は止めて欲しかったですね。

それで細いアースのパターンが入り組んでいるのですね。
ガラスエポキシ基板の使用は私も同感です。

話しが違ってしまいますが、ひとつお伺いしたいことがあります。

±85vのショートテストのことです。
プロテクトの動作をテストするところですが、マイナス側は動作時0vになりますがプラス側が30vでてしまいます。
どこに原因があるのでしょう。
お分かりになる範囲で、お願いします。

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