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2009年9月28日 (月)

B-I 博物館1

私の部屋の一角にB-I博物館があります。sign02

えっ、見たい?見たい?   見てみたぃ~ ?

博物館とは言ってもそんな皆さんが想像するような、空調の効いた部屋の中で綺麗に磨かれたガラスケースの中に入った新品ピカピカ未使用のB-Iが鎮座してたりとか、そんな立派なもんじゃ無いですよ~。ごめんなさ~い。

未使用ではないものの、ほぼそれに近い完璧とも言えるような保存状態のB-Iについては、このブログの2007年7月21日にB−I 永久保存機として紹介したとおりです。

このB-I、ジャンクとして安価scissorsに入手したのですが、外観の傷なども殆ど無く、特に大きな異常もありませんでしたので、各部の調整をして稼動状態となりました。happy01

Front

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背面にコンセントが付いた貴重な初期バージョンのB-Iです。

検査票が何故か当初から付いていません。剥がした跡もありません。

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端子は磨いてもいないのにピカピカですshine

ビニールでできたスイッチのストッパーもビンテージ品にしては高い透明度を保ってますheart01

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このB-Iで特筆すべきなのはその中身です。入手時点からほとんどホコリが内部にたまっておらず、全ての部品がピカピカでした。(写真を拡大してみてください)

ドライバ・終段と電源のセクションを仕切っている鉄板も錆びも無く大変キレイでしたので、その鉄板に部品が若干写り込んでいるのがお分かりと思います。

常時高熱に晒されて一番劣化(容量抜け)しやすいケミコンは、矢張り若干容量が抜けてましたので、一旦最新のものにしました。(上の写真)

しかし、後日オリジナルと同一ケミコンで容量抜けが無いものと交換しました。(下の写真) 規定を上回る約11μFの容量がありますが、劣化は時間の問題でしょう。

これで全ての部品がオリジナルとなっています。もちろん、音が出せる状態です。scissors

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ホコリも全くありません。入手時から掃除はしていないのですが。。。。

もちろん、上の写真のB-Iは今も永久保存機として大切に大切に保管してますが、

今回の本題は、B-Iのアクセサリー(オプション)の紹介です。

B-Iのオプションとして有名なのはUC-Iですね。持ってる方も多いと思いますし、オークションで単品で出品されるケースも時々あります。もちろん、B-Iよりも数は少ないので貴重でしょう。

下の写真は、傷もほとんど無く大変美品のUC-Iです。入手した時は、内部のウレタンのスポンジがぼろぼろに劣化してたので、その部分だけ交換しました。これも永久保存機ですので、それ以上は、あえて手を加えてません。もちろん、正常動作品ですヨ。 happy01

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以下にご紹介するのは、UC-Iより更に貴重なものです。 国内にどれくらい残っているであろうかと思われる逸品ですsign03

B-Iの取説にはアクセサリーが写真付きで紹介されているので、取説を持っている方はお分かりと思いますが、UC-Iが有線のリモートコントローラであることをご存知の方は案外少ないかもしれませんね。

UC-Iを有線リモコンとして使用する場合に使用するアクセサリーで、型番はRU-Iです。 このアクセサリーは、3点の部品がセットになったものですので、RU-Iという名称のついた機器があるわけではありません。

B-Iの取説でRU-Iが紹介されているページを紹介します。

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先ずは3点のうちの1点目、「延長コード」です。

UC-IをB-Iから取り外してリモコンとして使用する場合には、延長コードでB-I本体とUC-Iを接続します。下は、その延長コードで5mの長さがあります。

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B-Iのフィルタアンプ出力が低インピーダンス(300Ω)となっているのは、この延長コードの長さを考慮して設計されているためなのです。

写真は、色違いの2種類のケーブルが写っていますが、もちろんRU-Iに含まれるのは1本です。

取説では、グレーのものが写っていますが、どちらもYAMAHAオリジナルのものです。このケーブルについてはまた別の機会に紹介しましょう。

次の2点目は、「Aパネル」です。

UC-IをリモコンとしてB-I本体を遠隔制御する場合、ボリュームの付いた元のシルバーパネルを取り外し、延長コードを接続しますが、そのままだと、見た目が大変不恰好になります。coldsweats01

ブラックの本体にシルバーのパネルがあることはデザイン上大変重要なことがわかりますネ。happy01

そこで、UC-Iをリモコンとして使用する場合にこのAパネルが活きてきます。

下にAパネルを装着しないで延長コードを接続した写真と、Aパネルを装着して延長コードを接続した写真を掲載します。Aパネルが有ると引き締まります。

Photo 延長コードをそのまま接続

Photo_2 Aパネルを装着

なぜAパネルというかはわかりません。アクセサリーパネルのことですかね??

A パネルを接写

次の写真は更に現存するのは少ないと思われるものです。

もちろん、これもRU-Iに含まれる部品です。

Uci

もうおわかりですね。取説の写真にも写っていますが、UC-I専用のスタンドです。

素材は木でUC-Iに合わせて黒にペイントされています。

もちろん、RU-Iに含まれている部品なのですが、木製の厚手の板を加工しただけのものですので捨ててしまった方が多いのではないでしょうか?

次のようにして使用します。

Uci_2 UC-Iをスタンドに乗せた姿

Uci_3 延長ケーブルの接続(床には干渉しません)

最後の写真は、B-Iと接続した姿です。B-Iの取説の写真と似せて撮りました。

Biuci

UC-IはB-Iの台数より少ないですし、ほとんどの方はB-Iにセットしたまま使用されているでしょうから、このようなオプション(RU-I)は不要です。従って、RU-Iは市場に出回った数も非常に少ないオプション品ではないでしょうか?

ところで、現在も上の写真のような形態で使用されている方はどれだけいるのでしょうね。

次回の博物館2では、今回ご紹介したものより更に貴重なB-Iオリジナル品をご紹介します。 極めて極めて入手が困難な逸品デスsign03

お楽しみにsign01

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B-I 博物館1を参照しているブログ:

コメント

ひろさん こんにちは。 
目の保養をさせていただきました。 コンクールコンディションですねcrowncrown
素晴らしい。 YAMAHA自身も持っていないでしょう。 定期的に電源thunderを入れておきたいところですが例のMPSA92もMPSA42もオリジナルですよね… 怖くて電源入れられませんねshockbearing
アクセサリも含め素晴らしいsign03 次回が待ち遠しいです heart04

アレンさん
コメントありがとうございます。

その通りです。モトローラのトランジスタもそのままですので、電源投入と同時にイカれる可能性があります。電源入れるの、正直言ってコワイですね。

次回もお楽しみにsign03

こんにちは、はじめまして
「オーディオの杜」のもりと申します。
今回、B-1(ser3481)を入手しました。
外観は綺麗ですが、過去に修理歴ありでした。
電源部mpsa42やドライバー段2sa914へ代替など。
まあそのおかげで棄てられなかったのかも。
恐る恐るチェックすると、終段は生きてました。

しかし半導体など入れ替えないと動作しない状態です。
調整点(P-PBAL etc)も多く、サービスマニュアルが無いとむずかしいかなあと思ってます。
なんとか後世に残そうと頑張ってみるつもりです。


当方の貧乏ホームページにもお越しいただければ幸いです。
今後ともよろしくお願いします。

オーディオの杜のもりさん 
はじめまして。
コメントありがとうございます。
ホームページも時々拝見させていただいてますsign03 とても参考になりますconfident
70年代のオーディオ機器のレストアは、部品探しとの戦いでもありますね。
しかし、直った時、予想以上に良い音がした時の感動は何にも替えがたいですね。happy01

それでは、今後ともよろしくお願いします。

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