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2006年12月

2006年12月23日 (土)

B−1の整備はお気をつけて!

B−1は真空管アンプ並の高電圧の部分(最大−320V)があります。トランジスタアンプだからと舐めてかかると感電します。 慣れていない方は手を入れない方が宜しいかと。

天板を開けて見えるTO−3型のトランジスタの表面には−250Vが掛かっています。 一番上のすぐに触れる部分にありますからご注意を。
写真の左下に見えるトランジスタには−215V位、写真には写っていませんが、その隣のトランジスタには−265Vが掛かっています。

右下の赤いカバーが付いているテストポイントは−200Vです。
先日テスタでチェックしようとしたところ、テスタの先の金属部分の根元が手前の基板の金属部分に触れて「バチッ!」。shockshock 青ざめcoldsweats02ました。幸いトランジスタはやられませんでした。 皆さんくれぐれも気を付けましょうね。

2006年12月22日 (金)

B−1の???

 B−1を初めて手にし、既に10年近く経過しますが、いくつかsign02sign02sign02なところがあるんですよね。

 第一は回路図。初めて回路図を見たときに、「あれれっ」これで正常に動作するの?と思う部分が数箇所。実際に基板を見てみると回路図と違うんです。細かい箇所まで含めると5〜6箇所くらいあります。

 第二は基板設計。高熱を発するドライバ用負電源回路の電流検出用抵抗器の真上に電解コンデンサが配置されています。普通はこんなことはしないと思うのですが。写真のとおり、熱で被覆がめくれ、液漏れし、それが乾燥しています。普通の使い方であれば電解コンデンサは10年近くはもちますが、高熱に常時晒されると極端に寿命が短くなります。30年以上使用している電解コンデンサは写真のようになってしまいます。

私は家電メーカの経験はありませんので意図的なのか分かりませんが、うがった見方をすると、一種のソ○ータイマーというやつですかね?

それから、この基板のパターンも僅か1mmの間隔で−320Vと+80Vが隣り合わせています。以前正常動作品として入手したB−1を開けたところ、この部分に埃がびっしり。coldsweats02 良く今まで動作していたものです。

また、B−1は半田が薄いのも特徴で、熱による半田割れもあちこちに見られます。

B−1の整備にこれからチャレンジしようと思われている方、このアンプは普通のコンプリメンタリプッシュプル回路のトランジスタアンプとは終段の基本的な回路構成が違います。終段の2SK77のユニットを単純に外した状態では調整はできません。もし、しようとするとドライバ回路が壊れます。回路をじっくり見て何が必要か考えてチャレンジしましょうね。