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2006年10月

2006年10月22日 (日)

B−1のリレー

大変久しぶりの投稿になります。ご無沙汰いたしておりました。smile

久しぶりにしては地味ですが、B−1に使われているリレーについて書きましょう。

写真の一番左がランブルフィルタ回路に使用されている入力切替用の松下製のリレーです。

真ん中がスピーカ切替用リレーでオムロン製のものが5個使用されいています。

一番右側がパワースイッチに連動したオムロン製の大型リレーです。多分ヤマハの特注品ではないかと思われます。

メンテナンスには欠かせないこれらのリレーですが、今でも市販されているのは真ん中のオムロン製のLY−2リレーだけです。

リレー接点の劣化を防ぐには適度な電流が流れている必要があるので最後のパワーリレーはあまり問題にならないと思います。

問題は入力切替用とスピーカ切替用のリレーです。
これらは無音時は電流が流れません。従って劣化もしやすいです。ただ、入力回路切替用は密閉型ですので、比較的信頼性は高いと思います。

話は横道にそれますが、私は以前、仕事で大電力の無線送信機等のメンテナンスをしていました。リレーのメンテナンスの基本は「交換」です。業務用機器では基本的に接点を磨いたりはしません。業務用通信機器の本当に重要な部分には水銀接点リレー等が使用されていますが、それ以外のリレーは定期的な交換等を行います。

B−1の入力切替用とスピーカ切替用のリレーについては、交換を実施しています。スピーカ用は今も市販されていますので、1000円程度で交換できます。簡単ですので、皆さんもご自分で交換されてはいかがですか?smile

入力切替用は既に市販されていないようですが、以前秋葉原でたまたま見つけたのが同一の型でしたので、複数買ってきました。ラッキーでした。

もう一つ重要なのが、リレーを制御している回路です。
以前、何かノイジーで濁った音になってきたので、いろいろと調べたところ、リレーに供給される+12Vが正常に出なくなっていました。リレーへの電流供給能力が低下して接触不良となっていたんです。制御用のトランジスタやコンデンサを交換して正常に「カチッ」と動作するようになりました。音の透明感もかなり上がりました。きっと、リレーの接触抵抗が大きくなってたんでしょうね。こういうこともあるものだと、そのとき初めて悟りました。